値段の高いワインを飲むステージ?その2
2021/05/21
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前回の続き
基礎力(味覚)
ワインの善し悪しを判断する味覚の要素は、
酸味・渋味・苦味・甘味・果実味・旨味・濃淡がある。
この7つの要素で特に大事なのは酸味と旨味だ。
次点で渋味・果実味・苦味・甘味・濃淡。
酸味
どのワインでも(安価な物から熟成のかかった最高級品)必ず酸味が無いとワインは成り立たない。なぜかと言うとこの酸が一定の量が無いと味わいにメリハリが出ないからだ。そこで注目してもらいたいのは一定と言う所。
この一定と言うのが重要で、ここを保たないとその他の6つの味の要素が見事に機能しなくなる。要はこの酸味がワインの骨格又は大黒柱な訳だ。
仮に10点満点で7角形のグラフを作るとする。酸味は7点が最適なのです。
この7点を維持しているワインはその他の味の要素をバランスよく引き出してくれる。仮に酸味10点のワインがあるとする、そのワインは酸っぱくて飲めた物では無く、5点のワインは甘さや果実感が強く感じ、ぼやけた味わいになる。まず重要なのは7点の酸味を覚える事が基礎力を付けるために重要だ。その後酸味の種類を覚える事になって行く。
代表的な酸味の種類
・リンゴ酸・酒石酸・乳酸・酢酸・クエン酸
参考例
10点の食材
・梅干し・レモン・ヴィネガー等
7点の食材
・リンゴ・グレープフルーツ・パイナップル・ヨーグルト等
5点の食材
・バナナ・メロン・スイカ等
その3に続く