値段の高いワインを飲むステージ?その1

2021/05/20 ブログ

巷では、やれロマネコンティやら5大シャトーやらオーパスワン等を飲んだ事あるよと、ドヤ顔で自慢して来る人はいますが、ほとんどの人はそのワインの真価を知らずにブランドや価格に満足しているだけで終わっています。

それで喜んでいるのであればそれでいいんですけど(個人の自由なので)、有識者・経験者から見ると「あぁこの人にはこの程度のワイン飲ましておけば良いか」「偽物掴まされてるな」「情報や流行りに踊らされてるな」と思われます。

真価の計りたければまずワインに対しての基礎力を作らなければならない。
これはどの職種・趣味・遊びにも通じて、とっても重要な事。

基礎力と言うが、上っ面の知識や歴史ではなく味覚・嗅覚・視覚・記憶の4つを使ったテイスティング能力の基礎力だ。
この4つを徹底的に鍛え上げると、大抵のワインの識別は出来る。
識別を積み重ねて行くと経験力になり、値段の高いワインを飲めるステージに立てる。
ハイクラス・ハイブランドのワインはこの基礎力と経験力を付けないと最大に楽しむことは出来ないだろう。
楽しむ事が出来るようになったら、知識や歴史がするすると楽しく脳内にインプットされて様々なワインを飲む場で正しくアウトプット出来る様になるでしょう。

次回へ続く